市町村名 |
市町村・読み方 |
郡 |
郡・読み方 |
書名 |
著者 |
編者 |
発行 |
発行年(西暦) |
発行年(和暦) |
妖怪名 |
妖怪別名 |
タイトル |
掲載ページ |
備考 |
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
鬼 |
|
食わず女房 |
963 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
狐 |
|
おまん稲荷塚 |
696 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
狐 |
|
狐の恩返し |
961-962 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
狐 |
|
六角提灯 |
979 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
狐 |
|
狐に化かされないために |
979 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
狐 |
|
積み荷を食べる狐 |
979-980 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
狐 |
|
舞台にお尻を向ける |
980-981 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
白蛇 |
|
娘に化けた白蛇 |
981-982 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
ダイダラボッチ |
ダイラボッチ |
二子山と踊り石 |
1003-1004 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
ダイダラボッチ |
デエラボッチ |
デエラボッチ |
1004 |
|
塩山市 |
えんざんし |
|
|
塩山市史 通史編 下巻 |
|
塩山市史編さん委員会 |
塩山市 |
1998 |
平成10年 |
白狐 |
|
お千塚 |
696 |
|
甲府市 |
こうふし |
|
|
甲府市史 別編T 民俗 |
|
甲府市史編さん委員会 |
甲府市役所 |
1988 |
昭和63年 |
鬼 |
|
鬼の湯 |
352-353 |
|
甲府市 |
こうふし |
|
|
甲府市史 別編T 民俗 |
|
甲府市史編さん委員会 |
甲府市役所 |
1988 |
昭和63年 |
鬼 |
|
手形傘 |
357 |
|
甲府市 |
こうふし |
|
|
甲府市史 別編T 民俗 |
|
甲府市史編さん委員会 |
甲府市役所 |
1988 |
昭和63年 |
狐 |
|
椀貸狐 |
351 |
|
甲府市 |
こうふし |
|
|
甲府市史 別編T 民俗 |
|
甲府市史編さん委員会 |
甲府市役所 |
1988 |
昭和63年 |
目だらけの化物 |
|
目だらけの化物 |
364-365 |
尻に目がいっぱいあって睨む。 |
甲府市 |
こうふし |
|
|
甲府市史 別編T 民俗 |
|
甲府市史編さん委員会 |
甲府市役所 |
1988 |
昭和63年 |
柳の精 |
|
善光寺の棟木 |
348-350 |
|
甲府市 |
こうふし |
|
|
甲府市史 別編T 民俗 |
|
甲府市史編さん委員会 |
甲府市役所 |
1988 |
昭和63年 |
龍 |
|
一蓮寺の龍 |
356 |
彫刻の龍が火事があったときに水をふいて火を消し止めた。 |
韮崎市 |
にらさきし |
|
|
韮崎市誌 下巻 |
|
韮崎市誌編集委員会 |
韮崎市役所 |
1978 |
昭和54年 |
鬼 |
|
鬼にさらわれた娘 |
570 |
|
韮崎市 |
にらさきし |
|
|
韮崎市誌 下巻 |
|
韮崎市誌編集委員会 |
韮崎市役所 |
1978 |
昭和54年 |
河童 |
|
河童のきず薬 |
564-565 |
|
韮崎市 |
にらさきし |
|
|
韮崎市誌 下巻 |
|
韮崎市誌編集委員会 |
韮崎市役所 |
1978 |
昭和54年 |
狐 |
|
けつあぶりの幸えんぼう |
564 |
|
韮崎市 |
にらさきし |
|
|
韮崎市誌 下巻 |
|
韮崎市誌編集委員会 |
韮崎市役所 |
1978 |
昭和54年 |
狐 |
|
坂ノ上の狐 |
567 |
|
韮崎市 |
にらさきし |
|
|
韮崎市誌 下巻 |
|
韮崎市誌編集委員会 |
韮崎市役所 |
1978 |
昭和54年 |
大蛇 |
|
蛇丸と竪沢村 |
568 |
|
韮崎市 |
にらさきし |
|
|
韮崎市誌 下巻 |
|
韮崎市誌編集委員会 |
韮崎市役所 |
1978 |
昭和54年 |
古狸 |
|
常光寺の杉戸の松 |
566 |
|
韮崎市 |
にらさきし |
|
|
韮崎市誌 下巻 |
|
韮崎市誌編集委員会 |
韮崎市役所 |
1978 |
昭和54年 |
蛇 |
|
蛇に嫁いだ娘 |
571-572 |
|
韮崎市 |
にらさきし |
|
|
韮崎市誌 下巻 |
|
韮崎市誌編集委員会 |
韮崎市役所 |
1978 |
昭和54年 |
むじな |
|
ズイトン和尚とむじな |
565 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
大入道 |
|
大入道 |
766 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
蟹 |
|
蟹の恩返 |
623-624 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
狐 |
|
叔母に化けた狐 |
752-753 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
狐 |
|
正体を見られた狐 |
753-754 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
狐 |
|
狐退治 |
754-756 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
狐 |
|
狐ったかり |
756-757 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
木の根っ子 |
|
宿屋の怪 |
766 |
猟に出かけた先で泊めてもらった宿の主が、「私の家じゃあね、すこしこまることがあるけんども、夜賑やかでもそのままでいてくれよ」という。そして「どこでも行っちゃあ、話をしないでくりょう(余所で今日ある事を話すんじゃないよ)」と言った。夜中になると鍋で何かを煮る音がする。障子の隙間から覗いてみると木の根っ子のようなものに口がいっぱいあって、それにおじやだかお粥だかを食べさせていた。 |
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
ダイダラボッチ |
巨人 |
巨人の足跡 |
710 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
狸 |
|
婆汁(ばんばあじる) |
615-617 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
天狗 |
|
イガ様と天狗 |
638-639 |
イガ様というのは御師のこと。 |
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
天狗 |
|
天狗と対局 |
765 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
天狗 |
|
御所車を守った天狗 |
778 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
天狗 |
|
金を降らせた天狗 |
779 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
天狗 |
|
新倉の鉄砲名人 |
781-782 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
猫 |
|
口をきいた猫 |
761 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
猫又 |
|
ネの神のいわれ |
637 |
ネの神(地名)の由来。 |
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
鼠 |
|
鼠経 |
645 |
鼠が「おんちょこ おんちょこ まいらん候」という。 |
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
一つ目小僧 |
|
化けて出た坊様 |
613 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
食わず女房 |
|
食わず女房 |
635-637 |
途中までは、よくある二口女の話と同じ、途中から女j自体が蛇になってしまう。 |
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
蛇 |
|
乙女池 |
706 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
蛇 |
|
乙女湯 |
707-708 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
蛇 |
|
黒蛇の障り |
761-762 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
貉 |
|
ムジナの化物 |
758 |
|
富士吉田市 |
ふじよしだし |
|
|
富士吉田市史 民俗編 第二巻 |
|
富士吉田市史編さん委員会 |
富士吉田市 |
1996 |
平成8年 |
貉 |
|
ムジナ和尚 |
759-760 |
|
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
白根町誌 |
|
白根町誌編纂委員会 |
白根町 |
1969 |
昭和44年 |
白狐 |
|
常楽寺の白狐 |
1321-1322 |
円隆和尚という旅の和尚が道案内をするかのような白狐の後をついていくと、小高い丘の上でその姿が消えてしまった。和尚は仏のお導きとそこに寺を建て、常楽寺の開祖となった。 |
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
櫛形町誌 |
|
櫛形町誌編纂委員会 |
櫛形町役場 |
1966 |
昭和41年 |
赤い足 |
|
赤い足 |
1732 |
下市之瀬で夜遅くに道祖神の所を通ったところ、真っ赤な足をだして「足袋の紐を結んでくりょう」と言われたので、胆を潰して逃げ出し、坂を下ったところで北方から来た人に「おっかなかった」というと「ほんじゃあ、こんな足だったけえ」と云って赤い足をだされたので腰を抜かしてしまったということである。 |
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
櫛形町誌 |
|
櫛形町誌編纂委員会 |
櫛形町役場 |
1966 |
昭和41年 |
大猿 |
猿王 |
一丁嵐の猿王退治 |
1731 |
耕雲寺の森に猿王という大猿が棲んでいた。神通力を持ち手下を多く持っていたが歳をとるにつれて悪事をするようになったので、土地の若者が一丁嵐で退治した。 |
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
櫛形町誌 |
|
櫛形町誌編纂委員会 |
櫛形町役場 |
1966 |
昭和41年 |
神馬 |
|
神馬 |
1727 |
高尾山穂見神社の境内には左甚五郎の作と伝えられる木彫の神馬がある。夜な夜な平岡辺りまで下がってきて作物を食って困ったので鉄の鎖でつないだ。 |
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
櫛形町誌 |
|
櫛形町誌編纂委員会 |
櫛形町役場 |
1966 |
昭和41年 |
狐 |
|
林の話 |
1736 |
十五所原方は林に囲まれていた。現在の松原というあたりでは狐に化かされたという話もある。 |
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
櫛形町誌 |
|
櫛形町誌編纂委員会 |
櫛形町役場 |
1966 |
昭和41年 |
天狗 |
|
碁盤石 |
1725 |
天狗が碁を打っていた。 |
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
若草町誌 |
|
若草町誌編纂委員会 |
若草町 |
1990 |
平成2年 |
狐 |
|
御崎の狐 |
1555 |
|
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
若草町誌 |
|
若草町誌編纂委員会 |
若草町 |
1990 |
平成2年 |
大蛇 |
|
釜無川の名のおこり |
1548-1550 |
|
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
若草町誌 |
|
若草町誌編纂委員会 |
若草町 |
1990 |
平成2年 |
山男 |
|
粟ぶき、米ぶき |
1556-1557 |
山姥の息子として登場。 |
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
若草町誌 |
|
若草町誌編纂委員会 |
若草町 |
1990 |
平成2年 |
山姥 |
|
山姥の足跡 |
1553-1554 |
この山姥はとてつもなく大きくてダイダラボッチくらいはあったという。 |
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
若草町誌 |
|
若草町誌編纂委員会 |
若草町 |
1990 |
平成2年 |
山姥 |
|
粟ぶき、米ぶき |
1556-1557 |
|
南アルプス市 |
みなみあるぷすし |
|
|
甲西町誌 |
|
甲西町誌編集委員会 |
甲西町 |
1973 |
昭和48年 |
狐 |
権兵衛狐 |
居候稲荷と権兵衛狐 |
1817-1818 |
|
山梨市 |
やまなしし |
|
|
日下部町誌 |
|
飯島 茂治 |
日下部町役場 |
1952 |
昭和27年 |
狐 |
|
七日市場お経塚由来 |
429 |
|
明野村 |
あけのむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
明野村誌 |
|
明野村誌編纂委員会 |
明野村役場 |
1963 |
昭和38年 |
九尾の狐 |
|
厄病石 |
1303-1304 |
またの名を玄能経。唐から渡ってきた金毛九尾の狐が玄能和尚の法力で石と化したもの。 |
明野村 |
あけのむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
明野村誌 |
|
明野村誌編纂委員会 |
明野村役場 |
1963 |
昭和38年 |
大蛇 |
蛇神 |
蛇沢 |
1299-1300 |
蛇神の祟り |
明野村 |
あけのむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
明野村誌 |
|
明野村誌編纂委員会 |
明野村役場 |
1963 |
昭和38年 |
山男 |
|
樵夫孫左衛門 |
1313 |
山に住み、言語が通らない。 |
大泉村 |
おおいずみむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
大泉村誌 下巻 |
|
大泉村誌編纂委員会 |
大泉村 |
1989 |
平成元年 |
鬼 |
|
石堂 |
1031 |
自然石を積み重ねた二基の塔があり、鬼がきて一夜のうちに建てたものだといわれている。 |
大泉村 |
おおいずみむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
大泉村誌 下巻 |
|
大泉村誌編纂委員会 |
大泉村 |
1989 |
平成元年 |
鬼 |
|
鬼石と鬼坂(源衛門坂の伝説) |
1037-1038 |
人里に食べ物を求めてきたところ坂で転んで路傍の石に手をついた。これを鬼の手形石という。座った石を鬼の腰掛け石。 |
大泉村 |
おおいずみむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
大泉村誌 下巻 |
|
大泉村誌編纂委員会 |
大泉村 |
1989 |
平成元年 |
小天狗 |
|
美森に名の由来 |
1020-1021 |
八ケ岳に同情した天狗に申し付けられて赤岳山頂に社を建てた。 |
大泉村 |
おおいずみむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
大泉村誌 下巻 |
|
大泉村誌編纂委員会 |
大泉村 |
1989 |
平成元年 |
白蛇 |
|
大泉(泉さん) |
1021-1022 |
泉神社の由来譚 |
大泉村 |
おおいずみむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
大泉村誌 下巻 |
|
大泉村誌編纂委員会 |
大泉村 |
1989 |
平成元年 |
デーラ坊 |
大男(ダイダラボッチ) |
デーラ坊 |
1034 |
雪の日等には巨大な足跡が田や畑に残った。またデーラ坊が踏ん張ったところ八ケ岳から駒ケ岳まで一跨ぎにしたという。 |
大泉村 |
おおいずみむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
大泉村誌 下巻 |
|
大泉村誌編纂委員会 |
大泉村 |
1989 |
平成元年 |
天狗 |
|
美森に名の由来 |
1020-1021 |
富士山と競争して頭が折れて泣いていた八ケ岳を可哀相に思って鞍馬山から天狗が来た。 |
大泉村 |
おおいずみむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
大泉村誌 下巻 |
|
大泉村誌編纂委員会 |
大泉村 |
1989 |
平成元年 |
蛇(小蛇・大蛇) |
|
八右衛門出口 |
1024-1025 |
蛇を助けた八右衛門に蛇が刺すと水が出る楊枝を渡し、泉を湧かせた話。 |
大泉村 |
おおいずみむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
大泉村誌 下巻 |
|
大泉村誌編纂委員会 |
大泉村 |
1989 |
平成元年 |
蛇神 |
|
泉湧水の栃の木 |
1032-1033 |
栃の実をもぎ取り家に帰ると周りが蛇だらけになった。栃の実を返すとおさまった。 |
小淵沢町 |
こぶちざわちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
小淵沢町誌 下巻 |
|
小淵沢町誌編集委員会 |
小淵沢町 |
1983 |
昭和58年 |
絵馬 |
|
矢の堂の絵馬 |
910 |
矢の堂に狩野派の絵師が描いたという絵馬の額があった。伝説が2つあり、1つは毎夜抜け出して作物を荒らすので絵師に頼んでつないだ絵を描いてもらった。すると馬は痩せ細り、ついに死んでしまったという。2つ目はやはり作物を食い荒らすので村人が順番に絵馬の前に飼草を置くことにした。以降は荒らされなくなったが、飼草を置く者が減っていき宇吉という人一人になってしまった。ある日、馬が消えてしまいそれから数月経つと宇吉の家に1頭の馬が現れた。ある日白髪の老人が現れてその馬は自分のだというので返そうとすると、くれた。それからその馬は子馬を産むと絵馬の馬になった。宇吉はその馬を大事に育て、幾つかの子馬を産ませて財をなしたという。 |
小淵沢町 |
こぶちざわちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
小淵沢町誌 下巻 |
|
小淵沢町誌編集委員会 |
小淵沢町 |
1983 |
昭和58年 |
狼 |
|
送り狼 |
913 |
|
小淵沢町 |
こぶちざわちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
小淵沢町誌 下巻 |
|
小淵沢町誌編集委員会 |
小淵沢町 |
1983 |
昭和58年 |
デーラボッチ |
|
デーラボッチの足跡 |
910 |
デーラボッチという力持ちの男が、麻桿(あさがら)の天秤棒で小山をかついであちこちに置いて歩いたといわれる。足跡の大きさは一反歩ほどある大男で、松向原村に右足を踏んで諏訪方面に向かったという。東照寺の西、中央線の南にある水溜まりはこの時の足跡だといわれている。 |
小淵沢町 |
こぶちざわちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
小淵沢町誌 下巻 |
|
小淵沢町誌編集委員会 |
小淵沢町 |
1983 |
昭和58年 |
蛇 |
|
蛇霊塔 |
911 |
山の中の石塚の上に2匹の蛇が居て、その蛇を捕まえ殺したところ祟られた。その供養塔。 |
小淵沢町 |
こぶちざわちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
小淵沢町誌 下巻 |
|
小淵沢町誌編集委員会 |
小淵沢町 |
1983 |
昭和58年 |
蛇 |
|
大滝湧水 |
912 |
その1、源宥という修験者が旅をして日没になったので大樹の下で眠ると、大巳貴命が夢に現れて篠竹をもって小池に刺せといわれてので、小池を見つけ出してさしてみると、たちまち水が湧き出した。その2、山火事の折に助けた蛇が、白衣の女となって現れて農業の発展を祈願する越後守に湧水の場所を教えた。 |
小淵沢町 |
こぶちざわちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
小淵沢町誌 下巻 |
|
小淵沢町誌編集委員会 |
小淵沢町 |
1983 |
昭和58年 |
山犬 |
|
山犬の恩返し |
913 |
|
須玉町 |
すたまちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
山梨県史民俗調査報告書 第一集 上津金の民俗―北巨摩郡須玉町― |
|
山梨県史編さん専門委員会 民俗部会 |
山梨県 |
1995 |
平成6年 |
狐火 |
|
キツネッピ(狐火)と火の玉 |
160 |
|
須玉町 |
すたまちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
須玉町誌 |
|
須玉町誌編集委員会 |
須玉町 |
1975 |
昭和50年 |
蜘蛛 |
|
お房渕 |
1814 |
渕に人を引き込む蜘蛛。 |
須玉町 |
すたまちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
須玉町誌 |
|
須玉町誌編集委員会 |
須玉町 |
1975 |
昭和50年 |
山人 |
魔子爺 |
魔子の人穴 |
1805 |
山に棲んでいて、体は大きくて全身に針のような剛毛があった。藤の皮で作った草履を履いていて食に窮すると里の家畜や時には赤子まで浚ったという。 |
須玉町 |
すたまちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
須玉町誌 |
|
須玉町誌編集委員会 |
須玉町 |
1975 |
昭和50年 |
大蛇 |
|
彼岸蛇 |
1806-1807 |
彼岸の頃、強風と轟音とともに大蛇が向山より出て村中をかけた後に消えた。その場所を彼岸蛇と名付けた。 |
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
亀 |
|
亀石 |
918 |
大亀の住んでいる堤を潰して開田したところ、亀は見当たらずに大きな亀の形の石が発見された。人々は亀が怒って石になったのだと、決め付けてこれを亀石というようになった。 |
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
狐 |
|
狐つきの話 |
919-920 |
|
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
狐 |
|
狐を封じ込めた石祠 |
927 |
|
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
天狗&子天狗 |
|
八ケ嶽の生立ちと美し森の由来 |
913 |
八ケ岳と富士山が競争をしていたところ、八ケ岳は途中で折れてしまった。八ケ岳は富士山に負けたのが悔しくて毎日泣いていた。この時に鞍馬山から大天狗が来て、その理由を聞いて同情して子天狗に赤岳頂上に社を建てさせた。大天狗と子天狗はその後同情の余に岩となった。赤岳の南に並ぶ奇岩がそれである。 |
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
蛇 |
|
泉 |
914-915 |
原長沢の猟師が八ケ岳に狩りへ行った。山火事が起きる中猟師は蛇を助けた。その蛇の親が子供を助けた礼にと芦一節に水を入れるとくれた。その水を望む所へこぼすと水が湧き出るという。その後、望まない所に大半の水をこぼしてしまったが残りを村に持ち帰り水をこぼした。祖師堂という土地の小さい泉である。 |
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
むじな |
|
むじな |
924 |
|
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
むじな |
|
むじな |
926 |
|
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
むじな |
|
むじな |
928 |
むじなが娘に化けて出た。特に害は無い。 |
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
八つ頭の牛 |
|
八牛の池 |
920-921 |
安都玉村北割小字に小さい池があり、昔は大きかったその池には八つ頭の牛が住んでいた。八ケ岳の噴火により小さくなってしまった池から長野県の南佐久郡八那池に移ったという。 |
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
山犬 |
送り犬 |
山犬 |
921 |
|
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
山犬 |
|
山犬のお札 |
922 |
|
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
山犬 |
|
山犬 |
924 |
|
高根町 |
たかねちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
高根町誌 通史編 下巻 |
|
高根町 |
高根町 |
1989 |
平成元年 |
山犬 |
|
山犬の落とし穴 |
928 |
|
長坂町 |
ながさかちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
長坂町誌 下巻 |
|
長坂町誌編纂委員会 |
長坂町 |
1990 |
平成2年 |
足もとコロリン天吊し |
|
足もとコロリン天吊し |
881 |
|
長坂町 |
ながさかちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
長坂町誌 下巻 |
|
長坂町誌編纂委員会 |
長坂町 |
1990 |
平成2年 |
小豆そぎ |
|
あずきそぎばんばあ |
882 |
|
長坂町 |
ながさかちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
長坂町誌 下巻 |
|
長坂町誌編纂委員会 |
長坂町 |
1990 |
平成2年 |
送り犬 |
|
棒道のおくり犬三種 |
882-883 |
|
長坂町 |
ながさかちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
長坂町誌 下巻 |
|
長坂町誌編纂委員会 |
長坂町 |
1990 |
平成2年 |
神鹿 |
|
古宮 |
879-880 |
豪族の首領が神鹿を射ようとして失敗した。その後その村はたちまち大地の底へと陥没し、集落に住んでいた人間は四散し、首領は死んでしまった。 |
長坂町 |
ながさかちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
長坂町誌 下巻 |
|
長坂町誌編纂委員会 |
長坂町 |
1990 |
平成2年 |
狐 |
|
福富稲荷神のキツネ |
881 |
稲荷の親族の狐が暴挙を振るうので、怒った村人の一人が稲荷社で暴れると狐は暴挙をしなくなったという。 |
長坂町 |
ながさかちょう |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
長坂町誌 下巻 |
|
長坂町誌編纂委員会 |
長坂町 |
1990 |
平成2年 |
天狗 |
|
天狗石 |
884-885 |
|
白州町 |
はくちゅうまち |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
白州町誌 |
|
白州町誌編纂委員会 |
白州町 |
1986 |
昭和61年 |
狐 |
|
狐よもやま話 |
1385-1386 |
|
白州町 |
はくちゅうまち |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
白州町誌 |
|
白州町誌編纂委員会 |
白州町 |
1986 |
昭和61年 |
大蛇 |
|
清太泰寺の蛇骨と雲版 |
1381-1382 |
|
白州町 |
はくちゅうまち |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
白州町誌 |
|
白州町誌編纂委員会 |
白州町 |
1986 |
昭和61年 |
山犬 |
|
送り犬 |
1383 |
|
武川村 |
むかわむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
武川村誌 下巻 |
|
武川村誌編纂委員会 |
武川村 |
1986 |
昭和61年 |
生狐 |
|
文珠菩薩 |
878-879 |
上三吹地内新屋敷の北方にある。この菩薩は生狐といわれ、村内に大火事や水害などがある前には必ず知らせた。また、昔この地の者が小狐を火炙りにして食べたところ、その男は大火傷をした。 |
武川村 |
むかわむら |
北巨摩郡 |
きたこまぐん |
武川村誌 下巻 |
|
武川村誌編纂委員会 |
武川村 |
1986 |
昭和61年 |
狐 |
|
富士塚の狐 |
877-878 |
中山の南端、三吹字向山にある塚で、ある人物の祖先が文珠の森から数匹の狐を移して祝神として祀った。紛失物の発見や災害を知らせるという。 |
上野原町 |
うえのはらまち |
北都留郡 |
きたつるぐん |
上野原町誌 下巻 |
|
上野原町誌編纂委員会 |
上野原町誌刊行委員会 |
1988 |
昭和63年 |
大入道 |
|
マムシの銀右衛門 |
885-886 |
|
上野原町 |
うえのはらまち |
北都留郡 |
きたつるぐん |
上野原町誌 下巻 |
|
上野原町誌編纂委員会 |
上野原町誌刊行委員会 |
1988 |
昭和63年 |
河童 |
|
河童 |
882 |
|
上野原町 |
うえのはらまち |
北都留郡 |
きたつるぐん |
上野原町誌 下巻 |
|
上野原町誌編纂委員会 |
上野原町誌刊行委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狸 |
|
古ダヌキ |
882 |
|
敷島町 |
しきしままち |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
敷島町誌 |
|
敷島町長 窪田友薫 |
敷島町役場 |
1966 |
昭和41年 |
馬の彫刻 |
|
峯観音の馬の彫刻 |
1046 |
牛句峯観音堂にある馬の彫刻は左甚五郎の作といわれている。その馬が畑を荒らすので村人はその彫刻に手綱をつけた。以来畑を荒らすことはなくなった。この馬は火災で燃えてしまった。 |
敷島町 |
しきしままち |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
敷島町誌 |
|
敷島町長 窪田友薫 |
敷島町役場 |
1966 |
昭和41年 |
狐 |
|
おみしゃけさん(御崎社) |
1160 |
馬に乗せてくれと頼んだ老婆の正体が狐だと見破り、懲らしめてやろうとすると狐は正体をあらわして末永くその者の家を守る事を誓ったという。 |
敷島町 |
しきしままち |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
敷島町誌 |
|
敷島町長 窪田友薫 |
敷島町役場 |
1966 |
昭和41年 |
デーラボッチ |
|
デーラボッチの足跡 |
1046 |
牛句の池の原にデーラボッチの足跡といわれる沼がある。デーラボッチの足跡へ水がたまって沼になっている。デーラボッチは日本の仁王と唐の伽王との間に生まれた子の名で、その子は非常な大男で足跡の大きさは1反歩程もあったとのことである。 |
敷島町 |
しきしままち |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
敷島町誌 |
|
敷島町長 窪田友薫 |
敷島町役場 |
1966 |
昭和41年 |
山男 |
孫左衛門 |
茅が岳の山男 |
1161 |
樵夫孫左衛門という者が茅が岳に入って仙人となった。年齢不詳で総髪大眼、身長は丈余に及んだという。茅が岳、金が岳、曲が岳などにいた。口碑に伝わる詩がある「天外茅山色 宛如烏角巾 伝云陰洞下 時遇孫莫人」 |
昭和町 |
しょうわちょう |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
昭和町誌 |
|
昭和町役場企画調整室 |
昭和町 |
1990 |
平成2年 |
大蛇 |
|
釜無川の名の起こり |
1605-1606 |
|
田富町 |
たとみちょう |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
田富町誌 |
|
田富町誌編纂委員会 |
田富町 |
1981 |
昭和56年 |
狐 |
|
建長寺足袋と延命地蔵 |
1153-1154 |
|
田富町 |
たとみちょう |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
田富町誌 |
|
田富町誌編纂委員会 |
田富町 |
1981 |
昭和56年 |
大蛇 |
|
田富町臼井阿原部落に海雲院という…。 |
1152 |
|
田富町 |
たとみちょう |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
田富町誌 |
|
田富町誌編纂委員会 |
田富町 |
1981 |
昭和56年 |
大蛇 |
|
今福新田の七面庵 |
1155-1156 |
|
玉穂町 |
たまほちょう |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
玉穂町誌 |
|
玉穂町誌編さん委員会 |
玉穂町 |
1997 |
平成9年 |
狐 |
|
川久保の狐 |
1665-1667 |
成島村の屋根屋の親方が川久保の川のほとりで花嫁と新造に化けた狐を見、懲らしめようと後をつけたら結局化かされた。 |
竜王町 |
りゅうおうちょう |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
竜王町誌 |
|
竜王町 |
竜王町 |
1976 |
昭和51年 |
猫 |
|
猫石 |
1008 |
猫の恩返し
|
竜王町 |
りゅうおうちょう |
中巨摩郡 |
なかこまぐん |
竜王町誌 |
|
竜王町 |
竜王町 |
1976 |
昭和51年 |
白狐 |
おけさ狐 |
篠原狐 |
1009 |
|
市川大門町 |
いちかわだいもんちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
市川大門町誌 |
|
|
市川大門町誌刊行会代表 渡辺恒 |
1967 |
昭和42年 |
鬼火 |
|
保泉の鬼石 |
597 |
|
市川大門町 |
いちかわだいもんちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
市川大門町誌 |
|
|
市川大門町誌刊行会代表 渡辺恒 |
1967 |
昭和42年 |
狐 |
おまん |
おまん狐 |
588 |
|
市川大門町 |
いちかわだいもんちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
市川大門町誌 |
|
|
市川大門町誌刊行会代表 渡辺恒 |
1967 |
昭和42年 |
牛 |
怪牛 |
二人猟師 |
606-607 |
|
市川大門町 |
いちかわだいもんちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
市川大門町誌 |
|
|
市川大門町誌刊行会代表 渡辺恒 |
1967 |
昭和42年 |
狸 |
|
ばけ狸(たぬき) |
604-605 |
|
上九一色村 |
かみくいしきむら |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
上九一色村誌 |
|
山梨日日新聞社 |
上九一色村誌編纂委員会 |
1985 |
昭和60年 |
天邪鬼 |
アマンジャク |
本栖湖 |
1714-1715 |
アマンジャクという大力の男がもっこで土を捨てて、それが富士山になった。アマンジャクがもっと高くしようと土を掘っていたら朝が来たので逃げ出した。途中で土をあけた所が一もっこ山といい、土を掘って水がたまった所が本栖湖という。 |
上九一色村 |
かみくいしきむら |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
上九一色村誌 |
|
山梨日日新聞社 |
上九一色村誌編纂委員会 |
1985 |
昭和60年 |
おもい |
さとり |
おもいの魔物 |
1710-1711 |
おもいの魔物は相手の心を読むという。「さとり」の類話。 |
上九一色村 |
かみくいしきむら |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
上九一色村誌 |
|
山梨日日新聞社 |
上九一色村誌編纂委員会 |
1985 |
昭和60年 |
カシャ |
|
火車と棺桶 |
1716 |
|
上九一色村 |
かみくいしきむら |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
上九一色村誌 |
|
山梨日日新聞社 |
上九一色村誌編纂委員会 |
1985 |
昭和60年 |
貉 |
|
貉と和尚 |
1709-1710 |
|
上九一色村 |
かみくいしきむら |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
上九一色村誌 |
|
山梨日日新聞社 |
上九一色村誌編纂委員会 |
1985 |
昭和60年 |
山男 |
|
山男と馬方 |
1713 |
|
上九一色村 |
かみくいしきむら |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
上九一色村誌 |
|
山梨日日新聞社 |
上九一色村誌編纂委員会 |
1985 |
昭和60年 |
龍 |
|
龍ガ岳の経塚 |
1715 |
|
下部町 |
しもべちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
下部町誌 |
|
下部町誌編纂委員会 |
下部町 |
1981 |
昭和56年 |
河童 |
|
政親淵 |
1798 |
|
下部町 |
しもべちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
下部町誌 |
|
下部町誌編纂委員会 |
下部町 |
1981 |
昭和56年 |
河童 |
|
お地蔵淵 |
1801 |
|
下部町 |
しもべちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
下部町誌 |
|
下部町誌編纂委員会 |
下部町 |
1981 |
昭和56年 |
狐 |
|
きつねと馬方 |
1803 |
|
下部町 |
しもべちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
下部町誌 |
|
下部町誌編纂委員会 |
下部町 |
1981 |
昭和56年 |
蜘蛛 |
|
蜘蛛淵 |
1797 |
|
三珠町 |
みたまちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
三珠町誌 |
|
三珠町誌編纂委員会 |
三珠町 |
1980 |
昭和55年 |
犬 |
|
犬梯 |
1411 |
|
三珠町 |
みたまちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
三珠町誌 |
|
三珠町誌編纂委員会 |
三珠町 |
1980 |
昭和55年 |
鰻 |
|
鰻沢 |
1409 |
毒を流して魚を捕ろうとする人間に対して鰻が美女に化けて止めるように説得したが、聞入られずに鰻は死んでしまった。この鰻は鰻沢の主だった。 |
三珠町 |
みたまちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
三珠町誌 |
|
三珠町誌編纂委員会 |
三珠町 |
1980 |
昭和55年 |
狐 |
おまん |
うばり坂のおまんさん |
1406 |
|
三珠町 |
みたまちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
三珠町誌 |
|
三珠町誌編纂委員会 |
三珠町 |
1980 |
昭和55年 |
狐 |
|
狐女房 |
1412 |
|
三珠町 |
みたまちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
三珠町誌 |
|
三珠町誌編纂委員会 |
三珠町 |
1980 |
昭和55年 |
蜘蛛 |
|
池の平 |
1409 |
池に人間を引きずり込む山グモ。蜘蛛淵の話。 |
三珠町 |
みたまちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
三珠町誌 |
|
三珠町誌編纂委員会 |
三珠町 |
1980 |
昭和55年 |
蜘蛛 |
|
くも淵 |
1412-1413 |
|
三珠町 |
みたまちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
三珠町誌 |
|
三珠町誌編纂委員会 |
三珠町 |
1980 |
昭和55年 |
狛犬 |
|
熊野神社の狛犬 |
1406 |
神社に泥棒に入った者を追い返す狛犬。ある日、泥棒に入った樵に足を切られてしまったという。 |
三珠町 |
みたまちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
三珠町誌 |
|
三珠町誌編纂委員会 |
三珠町 |
1980 |
昭和55年 |
山犬 |
|
山犬、送り狼 |
1411 |
|
六郷町 |
ろうくごうちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
六郷町誌 |
|
山梨日日新聞社 |
六郷町誌編纂委員会 |
1982 |
昭和57年 |
大蛇 |
|
高前寺の観音様 |
1604-1606 |
|
六郷町 |
ろうくごうちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
六郷町誌 |
|
山梨日日新聞社 |
六郷町誌編纂委員会 |
1982 |
昭和57年 |
大蛇 |
|
竜ヶ岳と蛇霊神 |
1607-1608 |
|
六郷町 |
ろうくごうちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
六郷町誌 |
|
山梨日日新聞社 |
六郷町誌編纂委員会 |
1982 |
昭和57年 |
天狗 |
羽天狗 |
五八石 |
1602-1603 |
|
六郷町 |
ろうくごうちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
六郷町誌 |
|
山梨日日新聞社 |
六郷町誌編纂委員会 |
1982 |
昭和57年 |
平四郎虫 |
|
オオガ堂 |
1608-1609 |
無実の男が処刑される直前に呪いの言葉を言って死んだ。その翌年に大豆畑が見た事もない虫に侵された。人々はこれを平四郎虫といった。 |
六郷町 |
ろうくごうちょう |
西八代郡 |
にしやつしろぐん |
六郷町誌 |
|
山梨日日新聞社 |
六郷町誌編纂委員会 |
1982 |
昭和57年 |
貉 |
|
むじなが化けた話 |
1612 |
建長寺の貉 |
芦川村 |
あしがわむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
芦川村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社 |
芦川村村誌編纂委員会 |
1992 |
平成4年 |
狐 |
|
狐にだまされた話 |
914-915 |
|
芦川村 |
あしがわむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
芦川村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社 |
芦川村村誌編纂委員会 |
1992 |
平成4年 |
大蛇 |
|
滝戸山の主 |
891-894 |
|
芦川村 |
あしがわむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
芦川村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社 |
芦川村村誌編纂委員会 |
1992 |
平成4年 |
天狗 |
|
浅右衛門 |
918-919 |
|
石和町 |
いさわちょう |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
石和町誌第二巻社会・文化編 現代編 |
|
石和町町誌編さん委員会 |
石和町 |
1991 |
平成3年 |
狐 |
|
きつねにばかされたよすけさん |
179-182 |
|
境川村 |
さかいがわむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
境川村誌 |
|
境川村役場企画室 |
境川村 |
1977 |
昭和52年 |
ダイダラボッチ |
巨人 |
巨人の話 |
995 |
|
境川村 |
さかいがわむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
境川村誌 |
|
境川村役場企画室 |
境川村 |
1977 |
昭和52年 |
鼠 |
|
送り鼠 |
995 |
|
境川村 |
さかいがわむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
境川村誌 |
|
境川村役場企画室 |
境川村 |
1977 |
昭和52年 |
白狐 |
|
智光寺のお稲荷さん |
993 |
|
豊富村 |
とよとみむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
豊富村誌 下巻 |
|
(株)サンニチ印刷 |
豊富村 |
2000 |
平成12年 |
蛙 |
|
あんた方おれきれき |
884-887 |
|
豊富村 |
とよとみむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
豊富村誌 下巻 |
|
(株)サンニチ印刷 |
豊富村 |
2000 |
平成12年 |
狐 |
|
きつねの道案内 |
880 |
|
豊富村 |
とよとみむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
豊富村誌 下巻 |
|
(株)サンニチ印刷 |
豊富村 |
2000 |
平成12年 |
狐 |
|
娘に化けた狐 |
880 |
|
豊富村 |
とよとみむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
豊富村誌 下巻 |
|
(株)サンニチ印刷 |
豊富村 |
2000 |
平成12年 |
天狗 |
|
山の神の天狗さん |
887-889 |
|
豊富村 |
とよとみむら |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
豊富村誌 下巻 |
|
(株)サンニチ印刷 |
豊富村 |
2000 |
平成12年 |
蛇 |
|
あんた方おれきれき |
884-887 |
|
中道町 |
なかみちまち |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
中道町誌 |
|
中道町史編纂委員会 |
中道町役場 |
1975 |
昭和50年 |
蠎蛇 |
|
狸右衛門 |
1143-1144 |
|
中道町 |
なかみちまち |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
中道町誌 |
|
中道町史編纂委員会 |
中道町役場 |
1975 |
昭和50年 |
カシャ |
お滝女 |
火車のお滝女 |
1140-1141 |
|
中道町 |
なかみちまち |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
中道町誌 |
|
中道町史編纂委員会 |
中道町役場 |
1975 |
昭和50年 |
龍 |
|
竜が池の大竜 |
1150 |
|
御坂町 |
みさかちょう |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
御坂町誌 本誌編 |
|
御坂町誌編纂委員会 |
御坂町 |
1971 |
昭和46年 |
山姥 |
|
姥塚(下井之上) |
1845 |
|
八代町 |
やつしろちょう |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
八代町誌 下巻 |
|
八代町誌編纂室 |
八代町 |
1976 |
昭和51年 |
産女 |
|
双子坂 |
773 |
|
八代町 |
やつしろちょう |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
八代町誌 下巻 |
|
八代町誌編纂室 |
八代町 |
1976 |
昭和51年 |
鬼火 |
|
双子坂 |
772-773 |
|
八代町 |
やつしろちょう |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
八代町誌 下巻 |
|
八代町誌編纂室 |
八代町 |
1976 |
昭和51年 |
山姥 |
|
姥の架け橋 |
785 |
|
八代町 |
やつしろちょう |
東八代郡 |
ひがしやつしろぐん |
八代町誌 下巻 |
|
八代町誌編纂室 |
八代町 |
1976 |
昭和51年 |
燐火 |
|
花鳥山・首塚・鼻塚・耳塚 |
786-787 |
|
春日居町 |
かすがいちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
春日居町誌 |
|
春日居町誌編集委員会 |
春日居町 |
1988 |
昭和63年 |
大百足 |
小松怨霊 |
小松怨霊 |
1241-1242 |
今から250年ほど前に婚約を一方的に破棄された男がその破棄した親子を恨みながら自殺した。その後その家には次々に怪異が起きた。家が潰れても怪異は止まずに、その後玉線和尚が17日間の法事を行うと三尺余りある大百足が落ちてき、ついには死んだ。それからは何の怪異もなかったという。 |
勝沼町 |
かつぬまちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
勝沼町誌 |
|
勝沼町誌編集委員会 |
勝沼町役場 |
1962 |
昭和37年 |
狼 |
|
送りオオカミについて(祝藤井地内) |
1138 |
山から帰ってくる時に山犬がついてくる。家の前で待っていて、塩が好物なので一握りの塩を紙か皿に盛ってやるときれいに舐めてから帰っていくという。 |
勝沼町 |
かつぬまちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
勝沼町誌 |
|
勝沼町誌編集委員会 |
勝沼町役場 |
1962 |
昭和37年 |
白蛇 |
|
蛇池について(等々力 先光寺) |
1123 |
等々力に顔は美しい姫だが胴体は蛇の子供を食う白蛇がいた。この事を聞いた旅の僧が行をしたところへ、その白蛇が言うには「このような姿では何処にも行けない。せめて神の仲間入りが出来るようにしてほしい」と、その願いが叶って白蛇は天の彼方へ去って行った。それ以来は何も起こらなかったという。 |
勝沼町 |
かつぬまちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
勝沼町誌 |
|
勝沼町誌編集委員会 |
勝沼町役場 |
1962 |
昭和37年 |
ムジナ |
|
ムジナが化けて人をだました話 |
1137-1138 |
(その1)富士浅間の鳥居近くの大石で煙草をふかしていた老人に火を貸してくれるように言うと、とたんにその姿が消えた。(その2)夜中に出かけると12〜3歳の小僧が泣いて歩いている。近づこうとしても距離が縮まらなく、不思議に思っていると竹薮で消えてしまった。ムジナに馬鹿にされた。(その3)夜中に寺の庭を通ると坊さんが鐘付き堂に立っていた。真っ暗なのに着物の柄がはっきりと判る、声をかけても返答が無いので近づいたが距離が縮まらない。ムジナの仕業と気付き、鐘付き堂を回って追ったが捕まらない、反対側に回るとムジナと出会い、ムジナは逃げた。 |
牧丘町 |
まきおかちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
牧丘町誌 |
|
牧丘町誌編纂委員会 |
牧丘町役場 |
1980 |
昭和55年 |
大ゴイ |
|
でんでい淵 |
1473 |
久保区の南久保地区にあり、大ゴイが主として棲みつき、子供が泳ぐと飲まれてしまうといわれた。今は面影もない。 |
牧丘町 |
まきおかちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
牧丘町誌 |
|
牧丘町誌編纂委員会 |
牧丘町役場 |
1980 |
昭和55年 |
狐 |
|
狐の呼び起こし |
1474 |
製糸工場が盛んな頃、娘達が近所の友人と連れ添って工場に向かうのが常であった。そんな中、朝早く戸を叩くものがいる。友人と思って戸を開けるとそこには誰もいない。狐が悪戯しているのだという。これを狐の呼び起こしという。 |
牧丘町 |
まきおかちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
牧丘町誌 |
|
牧丘町誌編纂委員会 |
牧丘町役場 |
1980 |
昭和55年 |
狐火 |
|
城古寺坂の狐火 |
1466 |
請地より城古寺区に通じる坂を城古寺坂という。この坂には五月雨の頃狐火があらわれるという。昭和の初め頃迄はみられた。 |
牧丘町 |
まきおかちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
牧丘町誌 |
|
牧丘町誌編纂委員会 |
牧丘町役場 |
1980 |
昭和55年 |
狛犬 |
|
金桜神社の狛犬 |
1467 |
杣口にある金桜神社は大禅寺(現・雲峰寺)と境内をともにしている。ある夜この寺の宝が盗まれ、この神社の狛犬が盗賊を追いかけたという。しかし甲府境の峠で矢を射られてそれ以上は追跡できずに神社に引き返した。この峠が現在の弓張峠で、神社の狛犬には現在でも矢傷が残っている。 |
牧丘町 |
まきおかちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
牧丘町誌 |
|
牧丘町誌編纂委員会 |
牧丘町役場 |
1980 |
昭和55年 |
てんづる降し |
|
てんづる降し |
1475 |
真夜中に一人歩きをすると、道端の大木から音もなく一筋の縄が下がってくる。この縄には先に小ざるがついている。このとき自分の持ち物か小石、棒切れなどを拾って、ざるに入れると、縄は静かにのぼってゆく。もしも入れないと、いつまでも身の回りを取り巻いて離れない。これを「てんづる降し」といって一人での夜歩きは怖がられた。 |
牧丘町 |
まきおかちょう |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
牧丘町誌 |
|
牧丘町誌編纂委員会 |
牧丘町役場 |
1980 |
昭和55年 |
見越入道 |
|
見越入道 |
1474 |
暗闇に一人歩きすると目の前に突然大入道の影が現れる。驚いて見上げると大入道は忽ち大きくなり、見下げると小さくなり跡形もなくなってしまう。 |
三富村 |
みとみむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
三富村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社 |
三富村教育委員会 |
1996 |
平成8年 |
金の鳥 |
|
金の鳥の行方 |
1519-1520 |
戦国時代に祈願するとき、寺だけではこころもとないので「鳥の夜鳴きは天災人災のお告げ」という言い伝えを元に金の鳥を作って祈っていた。ある日その鳥が鳴き出して三日後に天災が起きた。それ以来、村の人間は金の鳥を信仰していたが、信玄が出陣の折に盗まれては大変と隠してしまった。以来場所はわからないという。因みに隠し場所を記した歌が残っている。「朝日さす夕日輝く寺平 雀のみよどりこずえのしたかげ」 |
三富村 |
みとみむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
三富村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社 |
三富村教育委員会 |
1996 |
平成8年 |
見越入道 |
|
見越入道の話 |
1527-1529 |
夜道で人にぶつかりそうになったので慌ててよけるとその人は坊様で、暗いのに顔がはっきりしているのでよく見ようとするとどんどん背が高くなる。見上げれば見上げるほど高くなる。後に別の人に話すと「見越した」と怒鳴って見下ろせば小さくなると言ったという。 |
三富村 |
みとみむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
三富村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社 |
三富村教育委員会 |
1996 |
平成8年 |
山女魚 |
|
けさ松淵の山女魚 |
1511-1512 |
下萩原にある。けさ松というヤマメ釣りの名人が、見たこともないほど大きなヤマメを釣ったところ淵の中から「けさ松にとっつかまった」と声がし、水の色が血のように赤くなった。けさ松はヤマメを投げ出し逃げた。けさ松はその後高熱を出して死んでしまい、この淵はけさ松淵と名付けられた。 |
三富村 |
みとみむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
三富村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社 |
三富村教育委員会 |
1996 |
平成8年 |
山女魚 |
|
粟粒をつけた山女魚 |
1512-1514 |
弘法大師がこの地にきた時に、粥を一向に恵もうとしないお婆さんが「ヤマメが煮込んでありお坊さんには食べさせられない」と言い、弘法大師は「生き返らせるから」と言い粥と一緒に煮られたヤマメを生き返らせてみせた。 |
三富村 |
みとみむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
三富村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社 |
三富村教育委員会 |
1996 |
平成8年 |
竜 |
片目の竜 |
片目の竜 |
1502-1502 |
釜口部落に金光院という行者住んでいた。この行者が一の釜で行をしていると、大蛇とも竜ともわからないものが淵より出て大松に上り始めた。それは金色に輝いていた。行者は経を唱えながら竜を写し描き、片目を入れてもう片方も入れようとした途端に竜は大松から淵へ飛び込んだ。竜は片目だったという。 |
大和村 |
やまとむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
大和村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社出版局 |
大和村役場 |
1996 |
平成8年 |
鬼 |
|
こぶとりじいさん |
807 |
醜いこぶのある爺さんがそれを苦に鬼に食われて死んでしまおうと思った。それで鬼の梨を取りに行った。鬼がやってきて爺さんを喰おうとしたが爺さんが余にも落ち着いているので理由を聞いて、鬼は呆れ果ててこぶを取ると爺さんを無事に帰してやった。それ以来こぶのある人が梨を取りに行くとこぶを取ってくれるようになったのでその土地を「こぶとち」と呼ぶようになった。 |
大和村 |
やまとむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
大和村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社出版局 |
大和村役場 |
1996 |
平成8年 |
鬼 |
|
駒飼石の話 |
808-809 |
|
大和村 |
やまとむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
大和村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社出版局 |
大和村役場 |
1996 |
平成8年 |
河童 |
|
笹子川 |
807-808 |
|
大和村 |
やまとむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
大和村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社出版局 |
大和村役場 |
1996 |
平成8年 |
狐 |
|
狐に化かされた話 |
811 |
|
大和村 |
やまとむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
大和村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社出版局 |
大和村役場 |
1996 |
平成8年 |
狐 |
|
狐にだまされた話 |
811-812 |
|
大和村 |
やまとむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
大和村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社出版局 |
大和村役場 |
1996 |
平成8年 |
狐 |
|
狐に化かされた話 |
816 |
|
大和村 |
やまとむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
大和村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社出版局 |
大和村役場 |
1996 |
平成8年 |
てんつるてん |
|
てんつるてん |
809-810 |
井筒屋の鶴の松にいる妖怪。どういう姿かはわからないが、夜に遊んでいる子供がいるとその子供を引き上げてしまう。そのあたりは大変な竹薮や山だったので、古狸かむじなが入道になって脅かしたのかもしれない。名前もひょっとすると「つんつるてん」かもしれない。 |
大和村 |
やまとむら |
東山梨郡 |
ひがしやまなしぐん |
大和村誌 下巻 |
|
山梨日日新聞社出版局 |
大和村役場 |
1996 |
平成8年 |
ホオの木 |
|
ホオの木の話 |
803 |
ヤマトタケルが杖を逆さにさしたところ、どんどん伸びて今のホオの木になったのだという。この木を傷付けたり切ったりすると神罰が下るという。この祟りの話は中央線が電化される際に電力関係の仕事人の間に起こったものらしく、神様のものは大事にした方が良いということから作ったのではないか。祟りにあった人もいるが頭が痛くなったという程度だという。 |
鰍沢町 |
かじかざわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
鰍沢町誌 下巻 |
|
鰍沢町誌編さん委員会 |
鰍沢町 |
1996 |
平成8年 |
狸 |
|
建長寺の古狸 |
878 |
|
鰍沢町 |
かじかざわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
鰍沢町誌 下巻 |
|
鰍沢町誌編さん委員会 |
鰍沢町 |
1996 |
平成8年 |
狸 |
|
狸のキンタマ八畳敷 |
878 |
|
中富町 |
なかとみちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
中富町誌 |
|
中富町誌編纂委員会 |
中富町誌編纂委員会 |
1971 |
昭和46年 |
カシャ |
かしゃ |
かしゃばあさん |
1495 |
|
中富町 |
なかとみちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
中富町誌 |
|
中富町誌編纂委員会 |
中富町誌編纂委員会 |
1971 |
昭和46年 |
大蛇 |
|
蛇森のほこら |
1494 |
|
中富町 |
なかとみちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
中富町誌 |
|
中富町誌編纂委員会 |
中富町誌編纂委員会 |
1971 |
昭和46年 |
猫又 |
古猫 |
古猫の踊り |
1497 |
|
中富町 |
なかとみちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
中富町誌 |
|
中富町誌編纂委員会 |
中富町誌編纂委員会 |
1971 |
昭和46年 |
むじな |
|
むじなと犬 |
1494-1495 |
|
南部町 |
なんぶちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
南部町誌 |
|
南部町誌編纂審議委員会 |
南部町 |
1964 |
昭和39年 |
狐 |
|
島尻狐 |
830 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
大入道 |
|
小縄の大入道 |
1640 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
鬼 |
|
イボヤの手甲石 |
1657 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
河童 |
|
河童 |
1650-1651 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
狐 |
|
狐に化かされた花嫁の一行 |
1639-1640 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
狐 |
|
狐のお返し |
1641 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
狐 |
喜一 |
喜一狐 |
1646 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
狐 |
|
菅沼の狐 |
1655-1656 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
大蛇 |
|
蛇骨 |
1642 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
ダイダラボッチ |
ダイラボッチ |
ダイラボッチ |
1659 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
天狗 |
|
天狗 |
1639 |
|
早川町 |
はやかわちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
早川町誌 |
|
早川町教育委員会 |
早川町誌編纂委員会 |
1980 |
昭和55年 |
天狗 |
|
お天狗さん |
1645 |
|
増穂町 |
ますほちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
増穂町誌 下巻 |
|
増穂町誌編集委員会 |
増穂町誌刊行委員会 |
1976 |
昭和51年 |
カシャ(ムジナ) |
|
日現さんとカシャ |
1058 |
この火車はムジナの化けたものだということ。 |
増穂町 |
ますほちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
増穂町誌 下巻 |
|
増穂町誌編集委員会 |
増穂町誌刊行委員会 |
1976 |
昭和51年 |
狐 |
|
権兵衞橋の狐 |
1047-1048 |
|
増穂町 |
ますほちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
増穂町誌 下巻 |
|
増穂町誌編集委員会 |
増穂町誌刊行委員会 |
1976 |
昭和51年 |
狸 |
|
建長寺の古狸 |
1043 |
|
増穂町 |
ますほちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
増穂町誌 下巻 |
|
増穂町誌編集委員会 |
増穂町誌刊行委員会 |
1976 |
昭和51年 |
天狗 |
|
天狗の碁盤石 |
1051 |
|
増穂町 |
ますほちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
増穂町誌 下巻 |
|
増穂町誌編集委員会 |
増穂町誌刊行委員会 |
1976 |
昭和51年 |
一目小僧 |
|
一目小僧 |
1047 |
見下ろすと消える一目小僧。 |
身延町 |
みのぶちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
身延町誌 |
|
身延町町誌編集委員会 |
身延町役場 |
1970 |
昭和45年 |
狐 |
|
柿の葉書籍 身延山 |
1127 |
若い学問のできる僧がいた。夏の暑い日、能化が若僧の部屋をふとみると大きな狐が寝ていた。問いただすと狐はどうしても法華経が学びたかったのだという。正体をあらわしてしまったからには居れないが、今まで世話になったお礼にと釈迦が法華経を説いた様子を見せ狐は去った。後日、この狐のいた部屋にあった書籍を見ると皆柿の葉であった。 |
身延町 |
みのぶちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
身延町誌 |
|
身延町町誌編集委員会 |
身延町役場 |
1970 |
昭和45年 |
大蛇 |
|
蛇石 |
1120 |
竜となる為に修行していた蛇が大石に圧されて死んだ。その大蛇の骨を蛇石という。 |
身延町 |
みのぶちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
身延町誌 |
|
身延町町誌編集委員会 |
身延町役場 |
1970 |
昭和45年 |
蛇神 |
|
高座石と七面天女 |
1121 |
日蓮上人の説法を聞いていた少女の正体は七面山に住む蛇神だった。これが七面天女として祀られる因縁だという。 |
身延町 |
みのぶちょう |
南巨摩郡 |
みなみこまぐん |
身延町誌 |
|
身延町町誌編集委員会 |
身延町役場 |
1970 |
昭和45年 |
竜 |
|
七面山の池 |
1122 |
七面山には第七の池があり、ある樵夫が池のほとりで紫色の花をとって池に投げ入れた所、竜が突然天上した。その樵夫は驚いて斧をおいてきてしまい、その斧がある池が七面山の第七の池である。 |
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
小豆洗い |
|
小豆洗い |
462 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
鬼 |
|
化けの皮 |
451-453 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
蛙 |
|
化けの皮 |
451-453 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
狐 |
|
髪そり狐 |
450 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
狐 |
たかげのおとら、出口の伝兵衞 |
たかげのおとら |
459 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
酒天童子 |
|
酒でん童子 |
453-454 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
大蛇 |
|
山犬と大蛇 |
450-451 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
天狗 |
|
お天狗さま |
459 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
天狗 |
|
畑中に生まれた天狗 |
460-461 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
ほうなぜ |
|
ほうなぜ |
461 |
明見村西方寺辺より下吉田へ行く途中の、愛染の森に夜になると「ほうなぜ」がでるという。あるとき天神森へ行ってみるとやはり頬をべたり、べたりとなぜられた。男は一生懸命に切り伏せて帰った。翌朝大勢で行って見ると葦が切り伏せられて血染めになっていた。今まで通る人の頬をべたべたとなぜていた葦にいつしか悪気がこもったのであろうという。 |
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
山犬 |
|
山犬と大蛇 |
450-451 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
山犬 |
|
おくり犬 |
458-459 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
山男 |
|
山男 |
457 |
|
忍野村 |
おしのむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
忍野村誌 第二巻 |
|
忍野村 |
忍野村 |
1989 |
平成元年 |
山おんな |
|
山おんな |
459-460 |
|
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
小豆研ぎ |
|
小豆研ぎ |
246-247 |
ここ野原と久保の境近い所に魔口という小沢が北面から落ち込んでいる。ここにアズキトギという怪異がよく起こった。丁度小豆を水で研ぐような音が聞こえた。このアズキトギは白い着衣した女人の姿であるらしい。 |
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
餓鬼 |
|
厳道峠の餓鬼 |
243-244 |
道志の久保から秋山筋安寺沢へ山越をする上下一里の峠に厳道峠があり、その峠を道志側から登っていく途中、下から仰ぐと峠と見まがう地点がある。村ではここをソラツ峠(空ツ峠)と呼んでいるが、ある年一人の乞食が飢餓で死んでしまった。里人はそこに埋葬した。それからというものこの峠を通ると餓鬼がかかる事が多く、通行人は一歩も進めなくなってしまう。 |
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
川天狗 |
|
川天狗 |
249-250 |
道志川に溺死人が浮ぶと栃の木から蒼い火の玉が飛び出した。/クソマタ淵で子供が釣りをしていると「子供!子供!」と呼ぶ声がする、振り返ると黒い坊主が立ちはだかっていた。/夜釣りをする時に網を打つ音が聞こえると魚が捕れなくなる。/夜釣りの最中に大蜘蛛が現れて糸が足に絡みつく。/的場向うで杣人が眠り、気がつくと蜘蛛の糸が足と傍らのうつぎの木に絡みつき次第に太くなってきた。驚いて糸を切るとうつぎの木は川に飲み込まれた。/池之原の奥、白石という所に猟に行った二人が露営をしたが、浮かれ者だった弁当箱を冠り万歳楽に興じていた。すると突然暗黒の中から真っ赤な大手が頭上に現れ、大室権現に向って合掌した。二人は転げるように山から逃げ帰った。里人はこれらの怪異を川天狗の仕業だと、愕れ語りあうのであった。 |
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
かんちき |
|
かんちき |
250-251 |
小善地から大栗に出る湯本でかんきちという怪物が出現した。河童に似ていて背に亀甲を背負い、髪は四方に振乱しその顔は烏天狗のようで蒼黒い。湯本のかんちきは人の尻ばかり探し回っては悪戯をしかけた。引く力が物凄いが、押されると直ぐにひっくり返った。尻ごう玉(肛門)を好んで引っこ抜く。/竹之本の大川渡淵に落ちた樵は尻ごう玉を抜かれて果てた。/小椿のおかめ婆さんが10になる娘を連れて丸き橋を渡っていると、娘が川の中に子供がいるといった。婆さんには見えなかったのでそのまま橋を渡ると真中辺りで娘が川に落ちた。激流の中を懸命に捜すと内臓を抜き取られた娘の体が浮かび上がった。かんちきが尻ごう玉から細い手を入れて五臓六腑を引き出して食べたのだ。 |
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
大蛇 |
|
蛇窪 |
245-246 |
道志村に来ようとした大蛇を阿弥陀が追い払った。 |
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
天狗 |
|
杉山の天狗 |
247 |
久保の杉山に木が倒される音が聞こえた。人は天狗様の仕業だと言ってこの杉山には近づかなかった。 |
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
ほうなで |
|
ほうなで |
249 |
大羽根の小路にほうなでがでた。蒼白い手が暗闇からぬっぺりと頬を撫でるという。 |
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
むじな |
|
むじな法師 |
221-223 |
久保の大屋に建長寺の住職と称する僧侶がやってきた。そして宿を貸してもらった礼にと両手で百人一首を書いて残したという。この僧は後日、犬に喰い殺されてその後7日後には千年の年を経た古むじなと化したという。 |
道志村 |
どうしむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
道志七里 |
伊藤 堅吉 |
|
道志村々史編纂資料蒐集委員会 |
1953 |
昭和28年 |
二本栩 |
|
二本栩 |
228-229 |
木を切ろうとしたところ、血が噴出し、火の玉が飛び出した。 |
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐 |
|
狐の提灯 |
620 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐 |
姫狐がオハル、男の狐がサス |
イチンクボの狐 |
621 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐 |
|
境野の狐 |
621 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐 |
|
狐にだまされた男 |
621 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐 |
|
油げを盗る狐 |
622 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐 |
|
吉田道の狐 |
622 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐火 |
|
狐っ火 |
620 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐火 |
|
狐の火 |
620 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐火 |
|
狐の火 |
620 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狐火 |
|
狐の火 |
621 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狸 |
|
狸和尚 |
623 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
天狗 |
|
黒木権現の天狗 |
630 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
天狗 |
|
小御岳の天狗 |
630 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
狢 |
|
菊を呼ぶムジナ |
623 |
|
鳴沢村 |
なるさわむら |
南都留郡 |
みなみつるぐん |
鳴沢村誌 第二巻 |
|
山梨日日新聞社 |
鳴沢村誌編纂委員会 |
1988 |
昭和63年 |
夕顔の化物 |
|
夕顔の化物 |
623 |
夕顔をもぐときに、小枝を刺すが、それは夕顔から化物が出ないように棒を刺した。 |
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
天狗 |
|
天狗松(賑岡町) |
1 |
|
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
鬼 |
|
鬼の杖石(賑岡町) |
2-3 |
|
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
蛇 |
|
腹切り石(賑岡町) |
3 |
耳のある蛇 |
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
山姥 |
|
立石(笹子町) |
3 |
|
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
天狗 |
|
天狗岩(梁川町) |
4 |
|
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
白猿 |
|
猿橋(猿橋町) |
5-6 |
|
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
妖蛇 |
|
よしが池(笹子町) |
6-7 |
僧にあこがれた少女が池に入水し、妖蛇と化した。 |
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
八百比丘尼 |
|
孝阿塚(賑岡町) |
7 |
933年に孝阿比丘尼という尼さんが庵を結んだ。若狭の出身で世にいう八百比丘尼である。死後この比丘尼を葬った塚を孝阿塚という。 |
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
山姥 |
|
立石坂(笹子町) |
8 |
|
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
鬼 |
|
鬼の杖と鬼の血(賑岡町) |
13-14 |
|
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
桃太郎 |
|
桃太郎(七保町) |
15-16 |
|
大月市 |
おおつきし |
|
|
大月市の伝説と民話 |
|
石井深 |
大月市教育委員会 |
1980 |
昭和55年 |
ムジナ |
|
ムジナが化けた建長寺の管長さん |
16-18 |
|